医療ニュース「高齢者の多剤処方 国が指針…薬減らして副作用改善も」を読んで感じたこと

みなさま、こんにちは。
5月5日「こどもの日」、連休も後半に入りましたがいかがお過ごしでしょうか?

私の場合、4日までは原稿の校正に追われ、今日からやっと精油取扱店で情報収集したり、音楽を聴きながら読書三昧です。

さて、2018年5月2日(水)に配信された医療ニュース「高齢者の多剤処方 国が指針…薬減らして副作用改善も」という見出し。みなさまの中には既に読まれた方もいらっしゃるかもしれませんが・・・・・ご紹介させて下さい。

>>YOMIURI ONLINE「高齢者の多剤処方 国が指針…薬減らして副作用改善も」

こちらの記事、結論的には、薬剤師が6種類以上の薬を飲む患者の減薬を医師に提案し、2種類以上減ると、新たに薬局に報酬が付く。という厚生労働省の指針案です。

個人的な見解ですが、指針案が示された背景として、高齢者(65才以上)人口の増加、複数の持病を抱える高齢者の多剤併用が医療費を増大していること、代謝機能が低下した高齢者の多剤併用による副作用例も報告されていることなどが要因にあると考えられます。いずれにしても薬の専門家である薬剤師には、これまで以上に重い責任が課せられます。薬剤師は医師が作成する処方箋のチェックはもちろんですが、2種類以上の薬を減らす根拠となるデータを医師に示す。これはかなりハードルが高い気がしています。しかし、減薬にあたっては主治医とともに経時的に患者さんの症状を確認しながら見直す姿勢、さらには患者さん、家族への説明などコミュニケーションがより重要だと思われます。

薬だけに頼るのではなく、未病の段階から体調を整えましょう!

2017年8月に(株)トレジャーの学術講演でも申し上げましたが、これからは統合医療の時代です。西洋医学はじめ、漢方医学・東洋医学、アロマセラピー、音楽療法、森林療法、温泉療法、リフレクソロジー、カイロプラテック、ホメオパシーなどの各種療法、その上、サプリメント、特定保健用食品もあり、患者さんは選択肢が多く自分で選べる時代に入りました。
まさにセルフメディケーションです。
その一方で、相互作用による副作用も考えられますので薬剤師はさらなる研鑽を。